お子さまの“今の噛み合わせ”が、将来の歯の寿命を左右します
矯正治療には、「歯並びを綺麗にする」以上の大きなメリットがあることをご存知ですか?

矯正治療というと、「見た目を整えるための治療」と思われがちですが、
本当の価値はそれだけではありません。
歯並びは、噛み合わせをつくり、噛み合わせは“歯の寿命”と“全身の健康”に深く関わっています。
お子さまの歯並びが整うことは、将来のむし歯・歯の破折・顎の不調を防ぐだけでなく、
姿勢・呼吸・集中力・発音など、全身の成長にも影響する大切な要素です。
だからこそ当院では、
「見た目」よりもむしろ「機能が整うこと」を重視した小児矯正をご提案しています。
噛み合わせのバランスがくずれると、将来のお口や体に小さな影響が積み重なっていきます

噛み合わせが整っていないと、子どものうちはあまり症状が出ないため気づきにくいのですが、
実は少しずつ、お口や体に影響が積み重なっていくことがあります。
たとえば……
-
35歳頃~:なんとなく感じる“噛みにくさ”や軽い不調
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45歳頃~:歯や顎に負担がかかりやすくなる
-
55歳頃~:歯を守りにくくなる時期に入る
というように、長い時間をかけてじわじわ現れてくるケースがあるのです。
「今は困っていないから大丈夫」ではなく、
今のうちに噛み合わせの土台を整えてあげることで、将来の負担をやさしく減らしてあげられる ──
これが小児矯正の大きな価値のひとつです。
噛み合わせが悪いことで起こる3つのリスク

① 噛みしめ・食いしばりによる全身への影響
噛み合わせが悪いと、無意識に強く噛みしめる癖がつきます。その結果、
• 肩こり
• 頭痛
• 自律神経の乱れ
• 慢性的な体調不良
など、歯だけでなく全身の不調につながることがあります。
② 歯にヒビが入り、むし歯・治療の繰り返しに
噛み合わせが悪い状態では、歯に過度な力がかかり続けます。
すると歯に目に見えないヒビが入り、どれだけ歯を磨いていても、治療をしても、
その亀裂からむし歯が再発 → 削る → 弱くなる → また割れる
という悪循環に陥ってしまいます。
③ 歯に過度な力が加わり、歯が割れる
噛み合わせが悪いと、歯に力が掛かり続け、ある日突然、
歯が割れてしまい、抜歯が必要になるケースも少なくありません。
ある50代女性の患者さんのお話
「私は、子どもの頃からずっと歯の治療をし続けてきました。
それでも今も、歯と顎の悩みが尽きません。
私は、どこで道を誤ったのでしょうか…」
この言葉を聞いた時、私たちは胸が締めつけられる思いでした。
彼女のこれまでの選択が間違っていたわけではありません。
ただ、当時は噛み合わせや顎の位置まで変えられる矯正治療が、まだ一般的ではなかったのです。
現在は、医療の進歩によって、矯正治療で顎の位置や噛み合わせそのものを整えることができる時代になりました。
だからこそ、同じ後悔をお子さまにさせないために、「今」できる治療があるのです。

小児矯正は、お子さまの成長の力を味方につけて進められます

小児矯正を始める理想的な時期は、歯の生え変わりの時期(8〜10歳)です。
この時期は、顎がまだ柔らかく成長途中のため、
• 顎の成長を利用して矯正できる
• 痛みや負担が少ない
• 抜歯の可能性を減らせる
• 適応能力が高く、学童期の方が楽に治療を進められる
という大きなメリットがあります。
小児矯正で本当に大切なのは「装置」ではなく「考え方」です
小児矯正は、どんな装置を使うかよりも、
「噛み合わせの高さ」
「顎の位置」
「将来の歯の寿命」まで考えているかどうかが最も大切です。

当院の小児矯正治療方法

当院では、お子さまの噛み合わせをより丁寧に整えるために「オーバーレイ」を導入しています。
小児矯正では、クリニックによって
「拡大床」「オーバーレイ」「マウスピース」など、さまざまな装置が使われています。
なかでも拡大床は多くの医院で採用されており、歯並びの幅を広げる際にとても有効な装置です。
一方で、当院ではお子さまの状態によっては、
「顎の高さ」や「噛み合わせの位置」までしっかり整えられるオーバーレイを選択する場合があります。
歯並びだけでなく、将来の噛み合わせの安定や歯の負担を考えたとき、
オーバーレイの方が適しているお子さまもいらっしゃいます
拡大床・オーバーレイには、それぞれ得意な役割があります
• 拡大床:歯列の幅を広げることが得意
• オーバーレイ:顎の高さや噛み合わせの位置まで改善できる
お子さまの成長段階や歯並び・噛み合わせの状態によって、
最も合った装置を選ぶことが大切だと考えています。

「見た目の歯並び」だけでなく、「噛み合わせの土台」まで整えるために

当院がオーバーレイを導入している理由は、
歯並びをきれいにするだけでなく、噛み合わせと顎の発育までしっかり支えたいから。
特に、将来の歯の寿命や噛み合わせの安定を考えると、
顎の高さ・噛み合わせの位置を整えることが重要になるお子さまもいます。
大切なのは、お子さまの状態に合わせた“最適な治療選び”です
当院では、拡大床を否定するのではなく、
それぞれの装置の特徴を理解したうえで、
お子さまにとって最も将来につながる選択肢をご提案しています。
「うちの子はどちらが合っているの?」と迷われる方には、
丁寧に検査を行い、わかりやすくご説明しますのでご安心ください。


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