当院がメタルフリーにこだわる理由

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当院がメタルフリーにこだわる理由

歯科治療には家族にしたい治療と「やりたくない治療」があります。
例えば、銀歯。私は家族に絶対、銀歯をいれません。
なぜなら、被せた銀歯の周りから2次う蝕(むし歯を繰り返すこと)になりやすく、安全性は許容限界内としながらも、実際使用したときに金属アレルギーを起こす方が多くいるからです。

歯科金属アレルギー(※1)は、口の中の金属が粘膜や消化管から吸収され血流にのり、全身に運ばれ、到達した部位で皮膚アレルギーを起こします。
このことは近年メディアでも取り上げられていますし、2021年12月には東北大学加齢医学研究所生体防御学分野の小笠原康悦教授が『歯科金属アレルギーにおけるアレルギー抗原の発現機構を解明』と研究報告もされているほど確かな事象です。(※2)

銀歯は、保険適用だからというだけで「良い」「十分です」とは決して言えない代物です。
私たち歯科医師が今まで日常的に使ってきたからこそ、為害性が明らかになってきた今、勇気を出してダメな治療と患者様にお伝えしていくべきだと考えております。

実際にまりデンタルクリニックに来られた患者様の中にも、お腹や太ももなど全身が蕁麻疹で赤く痒みを帯びていた方が、口内の金属を外して即改善というよりも徐々に赤みが治まり、1年後には蕁麻疹も収まったケースもあり、私の経験上も口腔内の金属を除去することでアレルギー症状が改善されることを実感しています。
金属アレルギーを予防する被せ物・詰め物をご提案致します。

※1 金属アレルギーになるとどうなるの?

金属アレルギーは、金属と接触した際に発生するアレルギー反応によって引き起こされます。金属アレルギーの危険性は、アレルギー反応による症状によって異なりますが、以下のようなリスクがあります。

皮膚炎やかゆみ
金属アレルギーは、皮膚炎やかゆみを引き起こすことがあります。特に、金属製のアクセサリーやベルトなど、肌に直接触れるものに対して発生することが多いです。

呼吸器症状
金属アレルギーが原因で、呼吸器症状を引き起こすことがあります。金属が原因で起こる喘息の発作や、鼻炎などが挙げられます。

消化器症状
金属アレルギーが原因で、消化器症状を引き起こすことがあります。金属が原因で起こる下痢や腹痛、嘔吐などが挙げられます。

アナフィラキシーショック
金属アレルギーが原因で、重篤なアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。アナフィラキシーショックは、気道閉塞や血圧低下を引き起こし、生命に直接危険を及ぼすことがあります。

金属アレルギーは、症状が重くなる場合もあるため、早期に対処することが大切です。金属アレルギーを疑った場合は、専門医に相談することをおすすめします。

※2 歯科金属アレルギーにおけるアレルギー抗原の発現機構を解明
  • 歯科金属アレルギーにおけるアレルギー抗原の発現機構を解明
    参照元:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/12/press20211227-01-mhc.html
  • 東北大学の伊藤甲雄助教、小笠原康悦教授らは札幌医科大学と共同で、歯科金属アレルギーがどのように起こるかを解明した。口内で溶け出したパラジウムが皮膚に浸透し、このパラジウムによって抗原ペプチドが病原ペプチドに置き換わるとアレルギー抗原が発現して、金属アレルギーを発症する。
    今回のメカニズム解明により金属アレルギーの新しい治療法の開発が期待される。

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